帯状疱疹
原因
帯状疱疹は、小さい頃にかかった水ぼうそうのウイルスが疲れたり、免疫力が下がったりした時に再び活性化することで起こります。
症状
皮膚に水ぶくれや赤い斑点が出ます。通常、顔や体の左右どちらかのみに現れます。帯状疱疹では発疹のある部位あたりにチクチクした痛みを伴うことが多く、発疹が出るより先に痛みが出現することもあります。そのため、頭痛や肩こり、腰痛など他科の病気と間違われることがあります。発症部位によって重篤な合併症(髄膜炎、顔面神経麻痺など)を来たすこともあります。痛みは皮膚症状が治った後も帯状疱疹後神経痛として長く残ることもあります。
当院での治療
抗ウイルス薬の飲み薬での治療を行います。痛みの程度によって鎮痛薬も併せて処方します。ただし、重症で入院加療が望ましいと判断した場合は近隣の総合病院にご紹介いたします。また、帯状疱疹後神経痛が強く残る場合は近隣の痛み治療を専門とするペインクリニックにご紹介いたします。
予防方法
50歳以上、もしくは18歳以上で帯状疱疹の罹患リスクが高いと考えられる方は帯状疱疹ワクチン(シングリックス®)の接種が可能です。
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